三日目。熊本南部森林管理署による紙芝居。タイトルは「森林(もり)からのおくりもの」。森林の果たす役割をわかりやすく説明された。 木の葉を挿入した「しおり」を作る。ちなみに期間中、胸に付けた木の名札は管理署の製作。

近くの国有林で枝打ち作業。身の丈の数倍もある杉の木の枝を専用の「のこ」で切りました。杉、ヒノキの人工林の管理は森林保全に不可欠。将来の「きこり」さんが現れるか?矢岳は森林(やま)も田畑もみんな人の手が入っています。しかし、鹿やサルやイノシシなどの大型野生動物も生息しています。これは「半自然」の状態・・・と柴田先生、談。

公民館から歩いて約500歩行けば宮崎と熊本の県境があります。環境は県境を越えて語る時代。 すべてのプログラムを終了し、帰りのディーゼル車でそれぞれの帰路へ。矢岳に着いた三日前とはまったく別人のように元気になった面々。別れもさわやかなものでした。また、来年も会おうね!! 初めての林間学校の企画。実は四ヶ月前から実行委員会を結成して練り上げました。至らぬところは多々あったと思います。しかし、やってみたから課題も問題点も見えました。今後に活かしたいと考えます。

最初のアクシデントは公民館の修理。急きょ、大工さんにお願いして白アリ駆除、床張りをしました。この他にも肝だめしや「きじ馬」づくり、みんなで入った露天風呂などの体験をしましたが、残念ながら写真がありません。しかし、子どもたちの心の中にはしっかりと刻み込まれていると思います。

明日はヒナにかえったかも知れない卵を一匹で10個以上も呑み込んでいた青大将。おなかを触るとまだ卵の殻が割れる音がした。

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